初めて仔犬を迎える前に知っておいた方がいい5つのポイント

犬好きであれば可愛い仔犬を見ると連れて帰りたい!と誰もが思ってしまいますよね

店員さんに抱っこしてみますか?と聞かれて抱いてしまうと終わりです

でも、可愛いからと言って衝動買いしてしまうとあとで後悔する可能性もあります

家族として迎え入れるという事はその子を手放すことなく一生愛情をもって育てる覚悟が必要です

犬を迎え入れるのであれば最低限の知識を入れてから決断するようにしてください

『何を知っておけばいいの?』

と思った方のために知っておいた方がいい知識を5つのポイントをご紹介しようと思います

スポンサーリンク

1.犬種によって特徴や性格、しつけのしやすさが違う

初めて仔犬を飼う方は、犬は見た目以外はみんな同じと考える方もいると思います

そう考えて好きな犬種だからと安易に飼ってしまい、大変な思いをしているという方の話をよく聞きます

犬種によって吠えやすい子、闘争心が強い子、警戒心が強い子など

本来の犬種の習性に違いがあります

しつけが難しい犬種を迎え入れた場合、しつけを怠ったり、間違ったしつけをしたりすると、人や他の犬を噛んだり、無駄吠えがひどかったり、一緒に暮らしにくくなってしまいます

おぼろ
おぼろ

ただ、しつけがしやすい犬種でもしつけをしなくていい訳ではないよ!

性格だけでなく、運動量が必要な犬種、もつれやすい、毛がたくさん抜ける犬種などで定期的なトリミングやお手入れが必要な犬種も多いので、犬のために時間を費やす必要もあります

仕事や育児などで時間がない!って方は難しいかと思います

私はペット業界に努めているので、このような事を知らずに迎えてしまい、大変で悩んでいるという話をよく耳にします

そうならないためにも自分の生活スタイルに合った犬種を選ぶようにしてくださいね

犬種を調べる際はその犬種のいいとこよりもマイナス面を調べて比較してみる方が選びやすいと思います

ペットショップの方に相談する方法もありますが、人によっては買って欲しいという気持ちが強く、いい事しか言わないという可能性もあります

なので自分で本やネットなどでしっかり調べることをおすすめします

スポンサーリンク

2.毎日散歩が必要

これは勘違いされている方が多いです!!

『小さいから散歩はいりませんよ』っていう方もいますがそれは大きな間違いです!

犬種によって必要な散歩の時間は様々ですが、行かないという選択肢はありません

犬にとって散歩は運動する事だけでなく、いろんな匂いや音を感じたりして脳に刺激を与え、ストレス発散にもなる大切な事です

それ以外にも家族以外の人や犬と触れ合って社会化の勉強もできます

そして何より飼い主と一緒に楽しく散歩に行くという事は信頼関係にもつながり、飼い主と過ごすとっても大切な時間になります

犬にとって毎日の楽しみの1つなので悪天候で行けない時やどうしても行けない理由がある時以外は必ず行ってあげるようにして下さい

散歩に行けなかった日はお家の中でもおもちゃで遊んだり愛犬との時間を作ってあげてくださいね!

スポンサーリンク

3.費用がかかる

犬にかかる費用についても、初めて飼う方は知らないと思います

意外と費用かかります!

ではどれぐらいかかるのかご紹介します

まずは、仔犬を飼うと初期費用がかかります

サークル、クレート、フード、トイレシーツ、器、首輪、リードなど犬が生活するのに必要な物や仔犬の場合は混合ワクチンを3回打たないといけないので

迎え入れた時にまだ回数が残っていたらその分のワクチン費用など合わせると、必要な初期費用約50,000円~60,000円前後必要です

物によって値段に差があるので、だいたいの目安と考えてください

混合ワクチンが完了したら次はトリミングサロンに月1回行く必要があります

自分でできる方はいいですが、初めて飼う方はシャンプーや爪切り、余分な毛のカットなど難しいのでできない方は必ず連れて行ってあげてください

それが大きさ、犬種などで値段は様々ですが約3,000円~10,000円かかります

しつけに関しても自分でできなかったり、不安な方はプロのドッグトレーナーにお願いすると思いますがその予算は1回約3,000円~10,000前後になります

そして一番大きい費用が医療費です

犬は保険がきかないため医療費は全額負担になります(ペット保険加入の場合を除く)

病気やケガをすると多額の医療費を請求される場合も例外ではありません

病気やケガをしなくても1年に絶対にかかる医療費があります

それは狂犬病ワクチン混合ワクチンフィラリア予防ノミ・ダニ予防などです

これらすべて合わせると、犬の大きさや病院にもよりますが約35,000円前後はかかってくると思います

避妊手術や去勢手術もするならプラス30,000円から40,000円前後になります

お金の面で余裕がないと、十分なお世話は出来ないので

犬を迎え入れるのは余裕ができてからにしましょう

詳しい費用については
↓こちらのブログを見てください

スポンサーリンク

4.住宅環境は適正か

住んでいる所がペットokのマンションかどうか

今後、もし仕事が転勤になって引っ越しをする事になった時に犬がいても支障ないか

何かあった時に預かってくれる人が近くにいるかどうかも重要です

犬を手放してしまう理由でよく聞くのが

『引っ越し先のマンションがペット禁止で犬が飼えないから誰か引き取ってください』

という飼い主の自分勝手な理由です

犬を飼っているなら引っ越し先は犬OKのところに引っ越しをしなければいけません

どうかそんな理由で手放すことがないようにして下さい

おぼろ
おぼろ

引っ越すときは私も連れて行ってね

ペット可能なマンションは増えていますが割高になってしまったり、希望の場所がなかったりするかもしれないという事を考えた上で、それでも大丈夫!と自信がある方は是非迎えてあげてください

スポンサーリンク

5、しつけは絶対しなくてはいけない

しつけをしっかりしないと1番困るのは飼い主です

主な例としては

  1. 吠えがひどく隣人トラブルになる
  2. トイレトレーニングができておらず、家中にしてしまう
  3. 飼い主の言う事を全く聞かず本気で噛んできて首輪さえ付けられない
  4. トリミングに連れて行ったら暴れたり噛んだりして断られる
  5. 分離不安になり、飼い主がいないと永遠に泣き叫ぶためお留守番させられない

こんな事になると飼い主も愛犬も幸せになれないですよね・・・

しつけをするのは飼い主の義務です

迎え入れたその日からしつけは始まるので事前に仔犬のしつけ方などを知っておく必要があります

本やネットで調べてしつける事もできます

しかし、しつけが難しい犬種などは調べた通りにしているのに

上手くいかず落ち込んでしまう事もあると思います

自分でしつけるのが不安だったり、自分でしてもうまく行かないという方は

ドッグトレーナーに相談してみるのもいいと思います

ドッグトレーナーも幼稚園や預かり訓練、出張トレーニングなど

種類は様々なので口コミなどよく調べてから決めてくださいね

一部だと思いますが、預かるタイプの訓練所は飼い主が犬の様子を長期間見れなかったりするので

犬に負担のかかるしつけをしている場所もあるそうです

訓練所の場合は面会OKの場所を探すことをおすすめします

飼い主が来てしまうと犬が戻ってしまうという訓練所もあると思うので

遠くから見せてもらったり様子が見れる所が好ましいと思います

スポンサーリンク

まとめ

トリマーやトレーナーの仕事をしていると

保護犬を迎え入れた方や息子娘が手放して代わりに育てる事になった方、

ペット不可にも関わらず買ってしまった方の話をたまに聞きます

犬は飼い主を選べません

飼い主はいろんな選択肢があります

無責任な、飼い方にならないようしっかりと知識を身につけてから

しっかりシュミレーションをしてくださいね

捨てられたり、虐待されたりしない

犬にとって幸せな世の中になるよう正しい選択をするようにしましょう!

コメント

タイトルとURLをコピーしました