ペットを迎えると決めた時、ペットショップに行くか、ブリーダーに行くか悩む方も多いと思います
結論はどちらがいいというのはありません!
ブリーダーの方がいいよって言う愛犬家の方が多いと思いますが、しっかりとペットの事を考えているペットショップもあります
逆にブリーダーが絶対いい訳ではなく悪徳なブリーダーも悲しい事に存在します
結局、じゃあどっちに行けばいいの?
そういうと思っていました!
そうなると結局迷ってしまいますよね
なので今回はそれぞれのメリットデメリットをご紹介します
そして、良質なブリーダー、ペットショップを見極めるためにそれぞれのチェックポイントもお教えいたします
ペットショップのメリット・デメリット
メリット
- 様々な犬種がいるので犬種がまだ決まってない場合は選びやすい
- 予約なしで好きな日時に見に行ける
- 色んな人が見るため人に慣れている場合がある
- ペットを迎え入れるのに必要なものが全て揃う
- アフターサービスで割引などがついている(※)
- 一定期間の保険がついている(※)
(※)はペットショップによる
デメリット
- 狭い空間でストレスが溜まる
- トイレのお世話が行き届かず食糞をする癖がついてしまう可能性がある
- 店員さんによっては十分な知識がなく、大まかでしか性格や特性を教えてもらえない
- 様々な場所から集まってくる事が多いので感染病などのリスクがある
- 生まれた場所がどこなのか、親犬の性格はどんな感じなのかがわからない
- 親犬の健康状態がわからないので遺伝子病が発症する可能性もある
- 親、兄弟から早く離されてしまう事が多く犬との遊び方や噛む力などが学習できない
ブリーダーのメリット・デメリット
メリット
- 犬親に会わせてくれる(※)
- 生活環境や衛生面などを見ることが出来る
- どんな人がお世話をしてるのか直接会える
- 犬種に特化したブリーダーさんが多いのでその犬種について詳しく聞ける
- しっかりした血統を持っている子が多い
- 歩いている所を見せてくれたり、ご飯を食べている所も見せてくれる(※)
- 外から連れてくる訳ではないので感染病のリスクが減る(※)
※はブリーダーによる
デメリット
- 犬を飼うのに必要なものが揃わない
- 予約をしないと見に行けない事が多い
- 犬の事をただの金儲けとしか思ってないブリーダーもいる
- 優良なブリーダーの中には譲り渡す相手に対して厳しい要望を持っているブリーダーもいる
- 欲しい犬種のブリーダーが近くにおらず、遠くまで行かないといけない
ペットショップとブリーダーのメリット・デメリットをあげてみましたが、必ずそうとは言えないので参考程度で見てもらえると嬉しいです
それを知った上でどーやって見抜くの?
その見分けるポイントについてもご紹介します
ペットショップのチェックポイント
お店の環境
お店の環境を観察するのも重要です!
- 悪臭がしないか、店内は清潔かどうか
- 動物取扱業として登録されているか
- ショップ店員の態度などの観察(しっかり仔犬のお世話をしているかなど)
入店時に悪臭がしたり、清潔でなかったりした場合は注意です
仔犬は免疫力が低いため仔犬の排泄物の処理やケアを怠っていると感染症などのリスクが高いです
仔犬の事を考えているペットショップであれば、悪臭を放たないくらい(多少の動物臭は仕方ないです)衛生面は気を付けていると思います
そして、ペット業をするには動物取扱業として登録されていないとお店は出せません
動物取扱業に登録するにはそれに見合った資格や経験が必要です
なので登録されていなければペットに関する知識を持っていない可能性があるので注意が必要です
取扱業として登録されていれば大体のショップは店内のどこかに提示していると思います
ショップ店員も観察してみてください
店員を観察すると、仔犬のお世話や掃除などをしっかりしているか、愛情をもって仔犬に接しているかがわかると思います
仔犬の健康状態
仔犬の健康状態は必ずショップ内にいるすべての仔犬や子猫をチェックするようにしてください
(ただし、抱っこするのは気になる子のみ)
↓チェック項目
- 目ヤニが多くついていないか
- 耳が汚れていたり痒がっていないか
- お尻など汚れていないか
- 下痢をしていないか
- 生き生きとした目をしていて、こっちを見て元気に尻尾を振っているか
- ご飯の時間を聞いて子犬の食欲の確認
- 仔犬を抱っこさせてもらう前にしっかり消毒を行っているか
- 抱っこさせてもらった時にやせ細ったりしていないか
見た感じで元気がなさそうだったり、汚れていたりしたら要注意です
弱っている子犬は食欲を無くしている可能性もあるのでご飯を食べている所を見て判断することも可能です
ご飯をぺろりと平らげている子犬は健康な可能性が高いです
もちろん子によっては食が細い子もいるので絶対ではないです
チェック項目に抱っこについて書いていますが仔犬は免疫力が低いので病気にかかりやすく抱っこはとてもリスクがある行為です
購入を考えていないのであれば抱っこは控えてあげてくださいね
ショップ店員に聞いておくこと
質問項目
- ご飯は何をあげているか
- ブリーダー・セリ市・卸業者などどこから連れてきているか(ブリーダー直送がおすすめ)
- 生後何日目でお店に来たか(親兄弟と生後45日未満で引き離すことは不適切だとされているため生後40日程度でショップに来ている場合、生後30日くらいで親兄弟から期比離されている可能性が高い)
- 打ち終わったワクチンの証明書はもらえるか(生後42日目頃から親から受け継いだ免疫がなくなってくるので、ワクチンは生後50~60日頃に打つ事が望ましいです)
- ショップ店員が迎え入れようとしている仔犬の性格や犬種、特徴、飼い方など詳しい知識があるか(ちゃんと店員を教育するショップであれば、店員はある程度の知識を持ち質問にもきちんと対応してくれます。ペットの特徴や注意事項、どんなペットが相性がいいかなどアドバイスもらうと安心です)
- 保証についてどんな保証があるのか、購入後のサーポートはあるか(保証やサポートがしっかり整っているショップの方がいいです)
ペットショップにはたくさんの仔犬がいて、誰でもすぐに手に入れることができ便利です。
しかし、日本のように店頭で動物たちが販売さているお店は、世界では珍しい事だと言われています
そのため、ペットショップの問題点もいろいろ指摘されているのも事実です
購入者がショップの見極めができるようになれば、良質なペットショップしか残らないようになるのかなと思います
ブリーダーのチェックポイント
見学場所の環境
ペットショップ同様環境はチェックしておこう!
- 悪臭がしたり、犬舎の清掃が行き届いているか
- 動物取扱業とし登録されているか
これはペットショップと同様で親犬や仔犬がいる中で、衛生的に汚れていると杜撰なお世話をしている可能性があるので注意が必要です
仔犬の健康状態はペットショップのチェックポイントと同様なのでそこを見てください
付け加えるとすれば、ブリーダーの中には歩かせてもらえる所もあるので歩き方などの観察をするのもいいですよ
ブリーダーに聞くこと
質問項目
- ご飯は何をあげているか
- 仔犬の両親に会わせてくれるか(ダメと言われたら注意!繁殖場所が違う場合は会わせてもらえない事もある)
- 両親は何歳か、どんな性格か(母親が4歳以上は注意が必要)
- 両親の病歴などの健康状態(病気などがあると遺伝子病の可能性も)
- 何回目の出産か(多い場合は注意)
- しつけはしているか(最低限トイレのしつけをしているといいです)
- 気になっている仔犬に対してどんな性格か(良質なブリーダーであればしっかり説明できます)
ブリーダーの中には繁殖場所と違う場所での受け渡しになる所もあるので、その場合は両親や環境などを見ることができないので、個人的には繁殖場所も受け渡し場所も同じところがいいかなと思います
他にも選択肢はあります!
他にも保護施設で保護犬を向かえるという選択肢もあります
ただ保護施設も悪質な所は存在するので見極めは大切です!
そして保護犬を迎えるには条件もあり、それなりの覚悟も必要になります
条件に当てはまり、覚悟のある方は是非保護施設で迎えてあげて欲しいです
まとめ
どこで犬を迎えてもいい所悪い所は存在するので見て、聞いて、感じてじっくり考えて決めてくださいね
血統がいいからと言っていい犬とは限りません
どこで迎えるにしても、自分にあった性格や環境、ライフスタイルに合わせて決めてください
人生や犬生が幸せなものになるために、決して衝動買いはせず下準備をしっかりして決断してくださいね
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