虫から愛犬を守ろう!虫除けの種類とおすすめの虫除けスプレー

気温も上がってきてお散歩が楽しい季節になりました

ドッグランやキャンプなど愛犬とおでかけをする方も多いと思います

しかし、気温が上がると怖いのが虫です

草むらなどには必ず虫が潜んでおり、犬に寄生したり害を及ぼしたりする可能性があり危険です

人も蚊などに刺されないように虫除けスプレーなどをすると思いますが、犬も虫除けをしてあげると草むらなどに入っても虫が付きにくくなるのでおすすめです

今回は注意が必要な虫と虫除けの選び方などのご紹介をいたします

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注意が必要な虫

犬に害を及ぼす可能性のある虫は次3つです

  • マダニ
  • ノミ

マダニ

マダニは山や公園、河川敷などの草むらに潜んでいる事が多いです

犬がマダニに噛まれてしまうと、皮膚炎や貧血、栄養障害になってしまう可能性があります

さらにマダニについている病原体が感染症の原因となり、場合によっては命に関わる危険性もあるので注意が必要です

寄生しやすい場所

マダニは犬の体の表面に寄生するのですが、次の6つの箇所が特に寄生しやすい場所なので注意して確認してください

  • 目のまわり
  • 鼻の周り
  • 肛門の周り
  • 内股の辺り

上記のような毛の薄いところに寄生する事が多いです

もしマダニが付いてしまったら

マダニは吸血中、しっかり咬みついているので引っ張ってもなかなか取れません

かと言って無理やり引っ張って取ってしまうとマダニの口の部分が取れ、犬の皮膚内に残ってしまう可能性があり、化膿したりするので危険です

マダニを取り除く際はマダニの口の部分が取れないよう慎重にしなければいけません

マダニを取る専用のピンセットもありますが、動物病院で取ってもらった方が安全です

ノミ

ノミはどこでも生息できるので、外だけでなく室内にも潜む可能性があります

冬の間でも、暖房のきいた暖かい室内ではれば繁殖を繰り返す事があるので注意が必要です

ノミは繁殖力が強いので少量のノミが犬についただけで、気付いたら何十匹ものノミが寄生していたなんて事は多々あります

トリミングのお客様でノミが一匹いた時にもお客様にお伝えするのですが、その後適切なノミの駆除をしなかったために1か月後に来られた時には30匹以上寄生していたという事もありました

ノミが犬に寄生してしまうと、皮膚炎や貧血、毛づやの消失などになってしまう可能性があります

ノミは犬だけではなく人にも害を及ぼす事もあるのでノミを見つけた場合は部屋の中もしっかり掃除し、愛犬が寝ているベッドやおもちゃなどもキレイに洗ってください

もしノミが付いてしまったら

ノミを取ろうとしてノミをつぶすという行為は絶対にしないでください

ノミの体内には瓜実条虫の幼虫が入り込んでいる事があり、ノミをつぶすことで犬の体内に入り感染し下痢や体重減少などを引き起こす可能性があるので絶対につぶさないでください

ノミを取った場合は洗剤の入った水の中に生きたまま入れてトイレに流す方法が一番いいでしょう

しかし、ノミは卵も産みつけるため自分で全てを取り除く事は不可能に近いです

市販で売っているノミ取り首輪やノミ取りシャンプーでも効果は低くおすすめはしません

ノミが付いた場合はノミの駆除をしてもらいに動物病院に必ず行ってください

蚊に刺されて恐いのがフィラリアです

犬糸場状虫と呼ばれるフィラリアは、蚊を媒体とし犬の肺動脈や心臓に寄生します

蚊が犬の血を吸う時にフィラリアの幼虫が体内に入り寄生してしまいます

寄生してしまうと全身の血液循環や内臓にも障害を与えてしまいまうのでかなり危険です

予防方法

動物病院でフィラリアの予防薬をもらい月に1回投与する事で予防できます

地域によって差はありますが、蚊がいなくなる1か月後までが予防期間になるので基本的には5月から12月とされています

蚊に刺されない事は一番ですが、それは難しいので必ず月に1回の予防は忘れずに行ってください

フィラリアは一度寄生すると完治が難しい病気なので予防はしっかりとしましょう

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虫除けの種類

全身に付けるスプレータイプ

虫除けスプレーで全身に吹き付けるタイプです

防虫効果の高いものが多いですが、犬にとって安全なものかどうかをしっかり見極めて付ける事をおすすめします

私のおすすめはスプレータイプです

首輪に装着するタイプ

首輪に装着するタイプの物は空間に作用するものなので防虫効果はスプレータイプと比べて低くなります

臭いのきついものは避け、天然成分使用の物を選びましょう

着るタイプ

防虫加工を施している服やバンダナも販売されています

生地そのものに防虫効果があるのではなく、天然成分を原料とした液剤や微粒子を用いて加工されているものが多いです

洗濯しても効果は持続すると書いてあるものもありますが、徐々に効果は落ちてくる可能性はあるので1~2年ほどで交換する方が安心です

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虫除けスプレーの選び方

口に入っても安全か

犬は体をなめたりするので、なめても安全な成分でえきているかをチェックする必要があります

ハーブやアロマオイルなどの化学薬品を含まない植物成分で作られたものの方が安心に使えます

香りが強いものはさける

犬は嗅覚が人と比べて3000倍~10000倍と言われています

そのため、香りが強いものは避けるのがいいでしょう

犬用のもの

犬用として作られている虫除けの方が犬に安全に作られているので安心して使えます

ただ、どんな成分が入っているか確かめてからの方がより安全です

植物由来の成分の入ったものを選ぶのがおすすめです

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おすすめの虫除けスプレーはこれ!

Pet-Cool Bean Essence スプレー

出典:楽天市場

特徴

  • 臭いがない
  • 舐めても安心
  • 肌に優しい
  • 顔にも使える
  • UVカット効果がある
  • 抗菌作用がある

薬品などは使用しておらず、ノンオイルなので顔にも使えます

天然成分が主成分で無臭なので匂いに敏感な子でも安心してお使いいただけます

天然シルクプロテイン配合なので肌もしっとりさせ、UVカット効果もあります

抗菌作用のあるキトサンも配合されています

虫除け効果

  • ダニ忌避効果・・・97.3%
  • ノミ忌避効果・・・70%
  • 忌避継続時間・・・約10時間

試しに自分にスプレーしてみたら、蚊にさされやすい私が蚊に刺されなかったので効果はあると実感しました!

忌避継続時間が約10時間なので朝に全身にスプレーすると夕方のお散歩まで効果は持続してくれます

使い方

使い方は簡単です!

全身にスプレーするだけです

全身にスプレーして、手やスリッカー、コームなどで馴染ませて下さい

顔につける場合は手に付けて馴染ませてあげた方がスプレーを嫌がる子も付けやすいです

布製品にも使えるのでキャリーやベッド、洋服やハーネスなどにもかけてあげると効果が高まります

虫が付きそうな足元やお腹の当たりも忘れずスプレーしてあげてくださいね

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まとめ

虫除けについてご紹介しましたが、一番大事なのはノミ・ダニ予防、フィラリア予防をしっかり行う事です

動物病院で予防をしてもらった上で、補助的な役割として虫除けスプレーや虫除けグッズを使うようにしてくださいね

安全に愛犬とのお出掛けを楽しんでください

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