梅雨が明けると、夏本番がやってきますね
旬を迎える夏野菜は栄養が豊富なので愛犬にも是非食べてもらいたいですよね
愛犬が暑い夏を乗り切るために、おすすめの夏野菜をご紹介いたします
また、愛犬にあげたら危険な夏野菜も合わせてご紹介いたします
夏野菜の種類
夏野菜の種類のご紹介をします
土物類
葉茎野菜
果菜類
豆科野菜類
香辛つま物類
もしかしたら、抜けている野菜もあるかもしれませんが、たいたいの夏野菜を上げてみました
この中から犬にあげたら危険な夏野菜のご紹介をします
犬にあげたら危険な夏野菜
犬にあげると危険な夏野菜は次の4点です
- にんにく
- らっきょう
- ししとう
- とうがらし
にんにく・らっきょう
玉ねぎなどのネギ属の野菜は犬にとって有害なのは有名なのでご存じの方も多いと思います
にんにくやらっきょうもネギ属の野菜なので有害です
玉ねぎやニラよりは中毒作用が低いと言われていますが、個体差があるので絶対にあげないでください
- 元気がなくなる
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振
- 偽喘息発作
- 貧血
- 接触性皮膚炎
- 黄疸
玉ねぎとニラと同じように、症状はすぐに出ない事もあるので、上記のような症状があらわれていなくても、にんにくを食べてしまった場合はすぐに医師に相談し、病院に連れて行ってあげてください
人にとってにんにくは血圧を下げたり、癌に対しても有効であるとされていますが、人にいいからといって犬にいい訳ではないので注意してください
ししとう・とうがらし
ししとうやとうがらしは辛味成分であるカプサイシンが含まれています
カプサイシンは犬にとって刺激物となり消化器官に悪い影響を及ぼします
食べてしまうと胃腸を刺激し、嘔吐や下痢を引き起こす可能性があります
大量に食べてしまうと胃腸炎を起こすこともあり、危険です
少量でも症状が出る場合があるので注意が必要な食材といえるでしょう
- 下痢
- 嘔吐
- 元気がなくなる
- 脱水症状
食べてしまった後に症状が出なくても2~3日の間は様子を見て上げてください
食欲がなかったり、元気がなくなっていたらすぐに動物病院に連れて行ってあげてください
カプサイシンに限らず辛味成分は消化器官への影響が強いので与えないでください
夏バテ予防におすすめ
夏バテ予防のために是非与えて欲しい夏野菜は次の3点です
- レタス
- キャベツ
- オクラ
レタス
レタスには95%が水分であるため、夏の水分補給に最適です
レタスにはビタミンⅭ・E、カリウム、カルシウムなどが含まれています
生でも加熱しても与える事ができます
しかし、レタスには食物繊維が含まれているため、与えすぎると下痢をする可能性があるので注意が必要です
サニーレタスやリーフレタスは食物繊維が多めなので特に注意してください
キャベツ
キャベツには豊富なビタミン、キャベジン、ミネラル、食物繊維などが含まれており、栄養価が高い食材です
免疫力UPや腸内環境を整えてくれたり、骨粗鬆症の予防にもなるのでおすすめです
加熱すると栄養価が減ってしまうため、生の方がいいですが生は消化がしにくいので細かく刻んであげた方が安全です
外葉と芯は消化に悪く、硝酸イオンという中毒症状を引き起こす可能性のある物質が含まれているのであげないでください
食べ過ぎると下痢などを引き起こす可能性があるので与えすぎに注意してください
オクラ
ネバネバ食材の一つであるオクラは体にいいとされています
オクラにはβカロテン、ガラクタン、アラバン、ペクチン、カリウム、カルシウムなどの栄養素が含まれており、疲労回復は整腸作用や免疫UPなどの効果があり夏バテ予防に最適です
生でも加熱しても与える事ができますが、加熱した方が消化に良いです
ただ、加熱しすぎると栄養素が流れ出てしまう可能性があるのでさっと茹でて細かく刻んであげてください
食物繊維が多いので、与えすぎると下痢の原因になるので注意してください
ダイエットにおすすめ
水分量が多くカロリーが低いおすすめ夏野菜は次の2点です
- きゅうり
- トマト
きゅうり
きゅうりは他の野菜に比べて栄養価はそこまで高くありませんが、βカロテン、カリウム、ビタミンKなどの栄養分が含まれているので健康維持を助けてくれます
そして、きゅうりは95%が水分でできているので100gあたり14kcalなのでダイエットにもいいです
水分をあまり飲まない子などはきゅうりを与えると水分補給になるのでおすすめです
皮の部分は食物繊維が多く、犬にとっては消化しにくい場合があるので、過剰摂取や下痢などを起こさないように注意してあげてください
消化器系が弱い子や老犬などは皮をむいて与えるなど工夫が必要です
トマト
熟したトマトはリコピン、βカロテン、カリウム、ビタミンⅭ・E、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれており、犬にとっても体にいい食材です
トマトは94パーセントが水分からできており100gあたり19キロカロリーなのでダイエットにも最適です
ただ、水分が豊富なために下痢になりやすいので与える量には注意が必要です
そして、トマトは生でも加熱しても食べさせてあげる事ができますが、トマトのヘタ、葉、茎、花、未熟なものはトマチンと呼ばれる犬に有害な物質が含まれているので絶対に食べさせないでください
もし、食べてしまい中毒症状が起きると下痢や嘔吐や赤血球が破壊されたりし、重症化すると死に至る可能性もあるので注意が必要です
完熟するとトマチンはほとんど含まれなくなるため安全です
まとめ
今回は夏野菜についてご紹介させていただきました
旬な野菜は栄養価が高いので愛犬にも食べてもらいたいですよね
愛犬が健康を維持できるように、いい食材を正しい調理方法で、与えすぎには十分注意してあげてください
臭いや味が苦手で食べたがらない場合は無理にあげる必要はありません
バランスのいい食事で愛犬の健康をまもってあげましょう
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