夏も後半戦に近づいてきました！
でも湿度も高く昼間の気温はまだ暑いです
最近、トリミングをしているとお客様のわんちゃんにノミを見つける事が増えました
中にはノミ・ダニ予防をする事を知らないお客様も…
今回は最も多いノミについてお伝えしようと思います
ノミとは
ノミは２，３ミリの大きさで昆虫の仲間です
３０センチほどまで高く飛ぶことができ、犬や猫など動物の体に寄生して吸血します
気温が高くなってくると繁殖してくるので春から秋が一番発生しやすいです
２０℃～３０℃がノミが活発しやすい温度なので、暖房が付いた冬でも活発に行動できます
寄生してしまうと卵を産み何十匹と増えてしまいます
トリミングをしていると、真夏より少し温度が下がっている春頃や残暑の方がノミを発見する事が多い気がします
寄生すると肌トラブルにもなりノミの糞だらけになり痒みもあるので発見するととても心が痛みます
愛犬を守るためにも必ず予防しましょう
ノミはなぜつく？
ノミは外の草むらによく生息しています
お散歩の時に草むらに入るとノミの付く確率があがります
しかし、草むらに入っていないから付かないわけではありません
いつどこでつくかはわからないので注意が必要です
また、うちの犬はお散歩に行かないから大丈夫と言う方もおられます
確率は減りますが、外出していた飼い主さんの服にノミが付いて家に持ち帰ってしまう場合もあります
家の中にノミを持ち帰ってしまうと外と同様、犬に付き寄生します
お散歩に行く行かない関係なく必ずノミ予防はしてください
ちなみにノミは人にも寄生する可能性があり、ノミがいる家にいると犬と同様痒みも出てくるので注意が必要です
ノミ予防の方法
ノミの予防方法は次の３点が挙げられます
- 病院で予防薬をもらう
- 部屋を清潔に保つ
- 衣類の洗濯をこまめに行う
病院で予防薬をもらう
病院でノミの予防をしたいと伝えると予防薬を処方してもらえます
背中に付けるタイプ、飲むタイプ、注射など様々な方法があるので自分の愛犬に合った方法で予防してあげてください
まれに体質によって予防薬が効かない子もいます
その時は違うタイプのものを処方してもらうなど医師と相談してくださいね
私はフィラリア予防とノミダニ予防が一緒になった背中に付けるタイプで予防しています
一石二鳥で楽ですよ
部屋を清潔に保つ
先ほど説明したようにノミを家に持ち込む可能性があります
部屋を清潔に保つことによって家でノミが付く確率が低くなります
犬が使うおもちゃやベッドなどもこまめに洗ってあげてください
衣類の洗濯をこまめに行う
これも同様です
衣類にノミが付着している可能性があるのでこまめに洗って家に入れないように阻止しましょう
ノミ予防をする期間は
ノミが活発な期間は春から秋なので、動物病院での推奨は３月くらいから１２月くらいまでと言われています
ただ、冬場でも暖房などで温まった家では活発に生息する可能性もあるのでアレルギー体質の子などはできれば一年中予防する事をおすすめします
ノミが付いてしまった場合
油断をしてノミ予防を忘れてしまって愛犬にノミが寄生してしまった！
そんな時どうすればいいか・・・
すぐに動物病院へ行きましょう！
犬に寄生してしまうとシャンプーしただけでは取れません！
必ず動物病院へ行ってください
シャンプーしたら取れると思ってってトリミングサロンに来られるお客様がちらほら見られます
ノミが多いとトリミングをお断りされるサロンさんも多いのでノミを見つけたらまずトリミングサロンへ行くのではなく動物病院へ行ってください
ノミが寄生するとかなりノミが増えていると考えられるので家の中のカーペットやソファ、ベッドなどにも卵を産みます
家の中を掃除してバルサンなどをする事をおすすめします
そして、犬についたノミを発見した場合は絶対に潰さないでください！
潰したノミがメスだった場合、潰すと卵が飛び散ってその卵がまた還ったり、人の口に入ると感染症などになる事もあります
サロンでは洗剤を入れた水にノミを入れてトイレに流していますよ
まとめ
ノミについてご紹介させていただきましたがいかがでしたか？
ノミが大量についている犬を何度も見ているのでそのたびに心が痛みます
痒みがあるとストレスにもなるので自分の子には付かない、去年付かなかったから、など思わず予防は必ず行ってください
ただ、ノミ予防していてもノミは付く事があります
予防していれば万が一ノミが付いても寄生はしませんが、ショックですよね
お散歩に行くときは犬用の虫除け効果のある服やスプレー、首輪に付けるタイプの物など対策をしておくとより付きにくくなりますよ
ノミから愛犬を守りましょう！
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